X-Mateファミリー印刷ツール PRkid

X-Mateファミリーツール PRkid

PRkidは、GUI開発支援ツール「X-Mate」が提供する部品描画をするためのライブラリです。
画面に表示する部品=印刷できる部品ですから、印刷のために特別なアプリケーションを作成する必要がありません。また、PostScript等印刷言語に対応していますので、高品位な印刷が実現できます。
画面上では制約のある表現(文字の種類、その他属性)も、例えばPostScript対応ならレベルⅠ、レベルⅡに準拠した高度な編集も可能です。

特徴

X-Mateで作成したアプリケーションに簡単に組み込めます。

PRkidが提供する関数セットはX-Mate対応です。例えば、

  • 帳票を印刷するならTKdisplay(core,KSINGLE,table) —>「X-Mateが提供する部品の表示関数」
  • tableは帳票部品をTKprint(KSINGLE,table) —>「PRkidが提供する印刷関数」

に置き換えるだけで同じ部品を画面、印刷と両方に利用できます。

X-Mateで生成したGUIは全て印刷できます。

X-Mateが提供する数十種類のバリエーションを持った部品が印刷対象です。タイルパターン、ビットマップ、カラーイメージと属性がそのまま印刷で実現できます。

網掛けや反転などの文字修飾がきめ細かく編集できます。

帳票には不可欠の網掛け等修飾も、画面で表示出来る物は全て印刷で実現できます。

文字サイズの切り替えは部品単位で自由に設定できます。

PostScript対応では、PostScriptが提供する各種フォントを指定印刷する事が可能です。画面では規制の多い文字修飾、文字種類も、印刷時には見違える様な品質で出力するこができます。

イメージもカラー、モノクロ階調で印刷できます。

PostScriptはレベルⅠ、Ⅱに対応しています。
カラープリンタ、モノクロ階調プリンタと用途に合わせて選択範囲が大きく広がります。

対応機種とOS

対応機種対応OS
SUN (SPARC)Solaris 2.4~9/10
HP HP-9000シリーズ(PA-RISC)HP-UX 10/11i
HP Integrity (itanium)HP-UX 11i v2/v3
EWS4800EWS/UXR 12.3
IBM RS6000シリーズ,Intelli Station POWERAIX 5.3
組み込みVxWorks
PC-AT互換機LynxOS 2.2/2.3/3.1/4.0
Solaris x86 2.2以降/10
Turbo Linux 4.0/4.2
Redhat Linux 6.1/6.2/7.1/7.2/8.0/9.0
Redhat Enterprise Linux 3/4/5
LASER5 Linux 6.2/6.4
MIRACLE LINUX V2.1
Ubuntu 9.04
SUSE Linux Enterprise Server 11